工業会についてAbout

目的

  • 産業用ガス検知警報器工業会(IGMA : Industrial Gas Detectors and Monitors Manufacturers Association)は、石油精製、石油化学、化学工場、土木建設などのあらゆる業種の保安機器として活用されている製品の一層の普及を促進し、高圧ガス、可燃性ガス、毒性ガス、有害ガスなどの爆発事故、中毒事故や酸素欠乏などの労働災害事故の防止に貢献する。
  • 携帯形ガス検知警報器、定置形ガス検知警報器の普及発展を図るため、業務委員会、技術委員会を組織して活動し、会員各社の製品の性能・品質向上を促進する。
  • 日本産業規格(JIS)、法令の改正などについて、会員各社の意見を取りまとめ関係官公庁および諸機関との連携を行う。

事業内容

  • ガス災害を未然に防止するため、保安安全思想の高揚
  • 各種ガス検知警報器の普及・広報活動の促進
  • 関係する法規・規格の制定または改正への協力
  • 会員の要請事項に関する調査・研究の実施
  • 関係官公庁および諸機関との連携並びに協力
  • 携帯形・定置形ガス検知警報器の技術資料の作成と普及

設立の経緯

高度経済成長時代の日本において、化学工業、石油化学のほか、建設、船舶、電力などの産業の急速な発展により、可燃性ガスによる爆発事故だけではなく、毒性ガスによる中毒事故や都市の地下工事に伴う酸素欠乏事故の災害が多発し、ガス検知警報器の需要が拡大しました。
このような情勢から産業保安に寄与し、技術と品質の向上および需要家へのサービスの充実、併せて業界の発展を図るため、1978年3月に「産業用ガス検知警報器工業会」を設立しました。
設立にあたり、当時の通商産業省立地公害局保安課のご指導のもと、日本保安用品協会のガス検知器、ガス警報器部会会員を中心に関係各社の参加を得て、事業を開始しました。